日本脱カルト協会過去の活動2015年以前の公開講座・シンポジウム・啓発活動など ※ 過去に情報ですので、リンク切れやリンク先が変わっている場合があります。予めご了承下さい。 日本脱カルト協会創立20周年記念公開講座
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日時 | 2015年8月29日(土) 午後1時00分~17時30分 |
内容 | 第一部 13:00~14:10 「日本のカルト対策:発展と課題」 司会:西田公昭氏(立正大学教授/JSCPR代表理事) 報告1 元信者の抱える問題 報告2 カルト信者の家族の苦悩 報告3 信者および家族へのカウンセリングの展開と課題 報告4 カルト予防対策と市民意識高揚の課題 第二部 14:30~17:30 「フランスのカルト対策:発展と課題」 カトリーヌ・ピカール氏 講演 14:30~16:30 質疑 16:30~17:30 |
場所 | 立正大学品川キャンパス(東京都品川区大崎4-2-16) 11号館(キャンパスマップ参照) |
参加費 | 無料 |
主催 | 日本脱カルト協会 東洋大学21世紀ヒューマン・インタラクション・リサーチセンター(HIRC21) |
日本脱カルト協会(JSCPR)は、今年、設立20周年を迎えるにあたり、このたび、マインド・コントロール問題対策DVD「カルト~すぐそばにある危機!~」 を制作しました。
このDVDは、カルト問題の予防と対策のためのもので、各学校などにて、新入生らやそのご家族に特に見てほしいと願うものです。
当会では、これまで「幻想のかなたに」というDVDを普及させてきましたが、インターネットも使うなど、間口も広くなった勧誘方法を加味し、新たに作成しました。
つきましては、各メディアにあっては、市民に広く伝えていただければと存じます。その一環として、下記の通り試写会に開催いたしますので、ここに連絡します。
ご参加される方は、アドレス「info@jscpr.org」あてのメールにて、一言、メディア名、お名前、アドレスと携帯電話など連絡先を、ご連絡下さいませ。どうぞご参加ください。
なお、会場の関係上にて恐縮ですが、この試写会はメディアと作成関係者に限らせてくださいませ。
日時 | 2015年3月25日(水) 午後3時~5時 |
場所 | アップリンク 渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F |
参加費 | 無料 |
主催 | 日本脱カルト協会 |
世田谷区が浄土真宗親鸞会のダミー団体の講座にその施設を提供していることについて、日本脱カルト協会は以下の要請を行いました。
参考:http://dailycult.blogspot.jp/2014/06/blog-post_23.html
地下鉄サリン事件からすでに20年近い年月が経過し、カルト問題は終息し、過去の物語であるかのように感じられるかもしれません。しかし、それは誤りで す。大学に入学する学生はサリン事件以後に誕生した時代になり、かつての事件は忘れ去られ、あろうことか今日においても、カルトという幻想の彼方に迷い込む若者がいるのです。メディアによって、オウム真理教の事件に関わった関係者の裁判が現実に進行していながら、この現実です。このような出来事に戸惑いと 不安を感じますが、他にもオウム真理教や巨大なカルト集団のみならず、小規模な問題あるカルト的集団の世相を騒がす出来事は後を絶ちません。
このような現代において、カルト問題とその解明に寄与してきたマインド・コントロール論を、改めて考えてみることは意味があるものと思います。カルト集団も変容してきていますが、一方のマインド・コントロール論も当初の概念からさらなる発展を遂げてきました。
今回のシンポジウムは、社会心理学会と日本脱カルト協会の共催という初の試みです。その狙いは、学術的、理論的な枠組みにとらわれることなく、すぐれて社 会的事象である問題への関心を高め、その対策まで積極的に迫ることにあります。もちろん、学術的なマインド・コントロール論の発展と精緻化にも関心は向け られます。
日時 | 2014年11月22日(土) 午後1時30分~4時30分 |
講演 | 西田公昭氏(立正大学) 「一般にも社会心理学者にも知って欲しいカルトとマインド・コントロールの知識」 太刀掛俊之氏(岡山大学) 「大学におけるカルト問題と予防教育の実践」 紀藤正樹氏(リンク総合法律事務所) 「『マインド・コントロール』と『カルト』問題-免疫力のある社会に向けて-」 |
場所 | フェリス女学院大学緑園キャンパス キダーホール (横浜駅より相鉄線 最寄り駅:「緑園都市」駅下車 徒歩5分) |
他 | 安藤清志氏(東洋大学・指定討論者) 渡辺浪二(フェリス女学院大学・司会) |
参加費 | 当日受付、資料代500円(学生・障害者の方は無料です) |
主催 | 日本社会心理学会・日本脱カルト協会 |
2011年3月に起きた東日本大震災、福島第一原子力発電所事故は、未曽有の被害を巻き起こし、人々の間に地震や津波等の天災や放射能への恐怖を深く植え付け、社会不安を巻き起こしました。幸い生き残った人々の多くも心に傷を抱え、その上、生活の基盤やこれまで生活してきたコミュニティ(共同体)や人間の絆を一方的に奪われ、孤立した状態に置かれている方もいらっしゃいます。
そのような中、人々の社会に対する不安や孤独感につけ込み、多くのカルト的な団体が被災地や大学などにおいて、新たな信者や資金の獲得をしようと暗躍しているという憂うべき実情があります。
本公開講座は、「被災地とカルト」というこれまで余り論じてこられなかったテーマに正面から取り組み、カルト問題の理解を深め予防と対策を考えるため、カルト的な団体による手口の紹介から、大学やコミュニティにおいて講じるべき対策まで、講演や全体討議を通し、参加者の皆様共々、考え、学ぶきっかけを作ることを目的とするものです。
日時 | 2013年9月14日(土)13:00開場 13:30開演~17:30終了予定 |
講演 | 松永 和紀(まつなが わき) サイエンスライター。京都大学大学院農学研究科修士課程修了(農芸化学専攻)。毎日新聞社記者を経て独立。著書『メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学』で日本科学技術ジャーナリスト賞2008を受賞。2011年、消費者団体Food Communication Compassを設立し、同代表兼編集長。共著「もうダマされないための「科学」講義」(光文社新書)など。 新免 貢(しんめん みつぐ) 宮城学院女子大学学芸学部教授、同宗教センター長。日本基督教団北須磨教会牧師であった1995年1月、阪神大震災を体験。印度学宗教学会理事、緊急生活援助貸付金を取り扱う特別委員会代表、(社)神戸国際支縁機構理事。大地震・大津波ボランティアセンター代表として被災地に何度も足を運ぶ。 藤倉 善郎(ふじくら よしろう) フリージャーナリスト、「やや日刊カルト新聞」主筆。日本脱カルト協会調査・研究部会所属。近著『「カルト宗教」取材したらこうだった』 (宝島社新書)。 藤田 庄市 (ふじた しょういち) 宗教ジャーナリスト、フォトジャーナリスト。大正大学文学部哲学科宗教学専攻卒。日本写真家協会会員。(財)国際宗教研究所・宗教情報リサーチセンター研究員。現代宗教、カルト、山岳信仰、民俗宗教・芸能など、宗教取材に従事。 |
場所 | 日本キリスト教団青葉荘教会(仙台) >>アクセス 宮城県仙台市青葉区錦町1-13-4 (仙台駅より北へ徒歩約15分) ・仙台駅より「駅前通り」を北へ、徒歩約15分です。 ・定禅寺通りを過ぎてからは、細い住宅街の道をお進みください。 ・駐車場の台数は少なく、できれば最寄駅から徒歩でお願いします。お車の方は近隣の有料駐車場をご利用下さい。 ※青葉荘教会様の御厚意により会場をご提供頂いておりますが、本公開講座は特定の宗教の立場を取るものではありません。本講座の趣旨にご関心のある方はどなたでもご参加ください。 |
司会 | 竹迫 之(日本基督教団白河教会牧師) 山口 貴士(弁護士・リンク総合法律事務所) |
参加費 | 当日受付、資料代500円(学生・障害者の方は無料です) |
主催 | 日本脱カルト協会 |
後援 | 日本学生相談学会 |
いわゆるオウム真理教事件から18年を経過した。化学兵器サリンによる無差別大量殺人事件のむごさと恐ろしさは文字どおり世界を震撼させた。「真面目な多くの若者」がこの集団に入り、極悪非道の行為をした、それが世界を震撼させたのである。
刑事事件自体は、捜査と裁判を経て、ほとんどつまびらかにされた。だがどうしてメンバーが集い、教祖の指示とはいえこの極悪非道の行為を行うことができたのかは、まだまだ共通認識に至っていない。まして今、勧誘されうる若い人々にとっては歴史上のこととなっている。
今、『オウム真理教』は団体規制法の観察処分の下に存在し、若者を勧誘している。
事件の残虐さ、一人ひとりの人生、裁判で分かったこと、オウム集団にメンバーが集い、教祖の指示とはいえこの極悪非道の行為を行うことができたシステムの恐ろしさを、若者を含めて改めて国民の共通認識とし、類似事件の危険性はないのか、未来を見据えたとき何がもっとも大切なのか、12名の死刑を執行することが正しいことなのか、それらをテーマに、会内外の発言者による公開講座を開く。
日時 | 2013年6月22日(土)13:10開場 プロローグ映像の後14:00~17:40 |
内容 | プロローグ 映像「虚像の神様~麻原法廷漫画~」-青沼陽一郎 基調報告 1 「現実感のなさと絶対者」-滝本太郎 基調報告 2 「地下鉄サリン事件と私」-高橋シズヱ 基調報告 3 「何人もの被告人と面接、心理鑑定をして」-西田公昭 パネルディスカッション(司会櫻井義秀と上記報告者4人) 指定討論 楠山泰道(僧侶) 小野毅弁護士(オウム真理教被害対策弁護団) 永岡英子(オウム真理教家族の会) |
場所 | 日比谷コンベンションホール >>アクセス 千代田区日比谷公園1番4号(旧・都立日比谷図書館) |
司会 | 櫻井義秀(北海道大学) |
参加費 | 当日受付、資料代1000円 |
主催 | 日本脱カルト協会 |
後援 | 後援 新学術領域「法と人間科学」研究 後援 オウム真理教家族の会(旧オウム真理教被害者の会) 後援 オウム真理教被害対策弁護団 |
統一教会教祖である文鮮明の死去にあたり、本会は以下を声明した。
当会の公開講座では、主に大学に於けるカルトの活動とその対策に焦点を当ててきた。多くの大学でカルトへの対策が行われるようになった今、今回の公開講座では長年にわたってカルト対策に取り組んで来た教育者の講演と、元信者の言葉を通じて、カルトが私たちの人生にどのような影響をあたえるのかを考える。
日時 | 2012年6月30日(土)14:00-17:30 (13:30 開場) |
内容 | ■代表理事挨拶及び講演 西田公昭(立正大学) 「現在の大学でのカルト勧誘について2500名のアンケートから」 ■基調講演 高木総平(元松山東雲女子大学教授) 「今、キャンパスでできること-28年のカルト問題への関わりから-」 ■脱会者講演 「大学でカルトに入った私たち-得たもの、そして、失ったもの-」 竹迫之(統一教会脱会者・牧師) 他、親鸞会脱会者、摂理脱会者など ■指定討論 瓜生崇(真宗大谷派玄照寺住職・大阪大学) |
場所 | 岡山国際交流センター国際会議場 >>アクセス |
司会 | 平野学(慶應義塾大学) 山口貴士(弁護士) |
参加費 | 当日受付、資料代1000円(学生聴講無料・但し要学生証) |
主催 | 日本脱カルト協会 |
後援 | 日本学生相談学会 |
2011年11月21日、日本脱カルト協会は東京地裁司法記者クラブにて記者会見を行い、 松本智津夫死刑囚以外のオウム元メンバー12名の死刑判決に強く抗議し、最高裁に要請書を提出したことを発表しました。
森達也著「A3」が講談社ノンフィクション賞を受賞した件について、2011年9月2日東京記者クラブにて次の通り抗議を行いました。
この抗議については朝日新聞・産経ニュースにて報じられました。
http://www.asahi.com/national/update/0903/TKY201109030104.html
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110902/trd11090221060023-n1.htm
一昨年来、大学におけるカルト問題を主題に公開講座を重ねてきた。この間、全国の大学間のカルト情報交換網である「全国カルト対策大学ネットワーク」は加盟校も120を超え、カルト問題の予防をするのは大学の責務であるとの認識が広がり、様々な効果や反応も出てきた。
今回の講座は、これまでの成果の上で、大学におけるカルト問題を教育の観点からも徹底的に検証し、考える時間にしたい。
日時 | 2011年6月25日(土)13:00-16:45 (12:30 開場) |
講演内容 | ■代表理事挨拶 西田公昭(立正大学) ■基調講演 松岡洋一(岡山大学)「学生支援とカルト対策について」 ■講演 楠山泰道(日蓮宗僧侶)「高校教育からの取り組みについて」 高山正治(倉敷めぐみキリスト教会)「宗教者と大学の連携」 鈴木次郎(JSCPR理事)「カルト被害者の親として」 太刀掛俊之(大阪大学)「学生支援ステーションの取り組み」 ■寸劇「カルト側の立場から見た大学」 福岡晶子(JSCPR)・瓜生崇(大阪大学) ■質疑応答・ディスカッション |
場所 | キャンパスプラザ京都4F第2講義室 >>アクセス |
司会者 | 平野学(慶應義塾大学) 鈴木文月(椙山女学園大学) |
参加費等 | 当日受付、資料代1000円(学生聴講無料) |
主催 | 日本脱カルト協会 |
後援 | 日本学生相談学会 |
2010年の公開講座では大学におけるカルト問題を、現場編・理論編・対策編とテーマ別に分けて、実際にその最前線で活動するメンバーから報告します。また特別講演としてオウム真理教の問題に長年かかわってきた滝本太郎弁護士が、カルトメンバーを輩出する大学の責任について語ります。
日時 | 2010年11月27日(土)13:00-17:00 (12:30 開場) |
講演内容 | ■特別講演 滝本太郎(弁護士)「カルトメンバーの輩出と大学の責任」 ■理論編 西田公昭(静岡県立大学)「キャンパス勧誘におけるマインド・コントロール影響力」 ■現場編 鈴木衛人(JSCPR)「カルト勧誘阻止活動の現場から」 瓜生崇(大阪大学)「大学内での新入生勧誘手法の現在」 ■対策編 宮野モモ子(千葉大学)「千葉大学の取り組み」 川島堅二(恵泉女学園大学)「全国カルト対策大学ネットワークの成果」 ■全体討論 |
場所 | 東京国際大学早稲田キャンパス 多目的ホール >>アクセス |
司会者 | 総合司会:浅野はずき(JSCPR) 全体討論:太刀掛俊之(大阪大学) |
参加費等 | 当日受付、資料代1000円(学生聴講無料) |
主催 | 日本脱カルト協会 |
後援 | 日本学生相談学会 |
Ustream | http://www.ustream.tv/user/JSCPR01(試験的生中継) |
3月の北海道大学に引き続き、今回は大阪大学にて大学におけるカルト予防の実際について論じ、討議したいと思います。実際に大学で今どのようなカルト問題がおきているのか、どのような対策が行われているのか、大学はこれから何をすべきなのか。各大学における調査と、大阪大学にて行われた実践的なカルト対策の報告を通じて考えます。
日時 | 2009年11月28日土曜日13:00-17:00 (12:30 開場) |
講演内容 | 「大阪大学の現状」-太刀掛俊之(大阪大学) 調査報告「各大学におけるカルト予防の実際」-渡辺浪二(フェリス女学院大学) 実践報告「カルト予防の新たな取り組み」-瓜生崇(大阪大学)、福岡晶子(大阪商業大学) ディスカッション「大学の取り組みの方向性」-大和谷厚(大阪大学) |
場所 | 大阪大学医学部保険学科講義棟 第一講義室 (大阪大学吹田キャンパス) >>アクセス |
司会者 | 櫻井義秀(北海道大学) |
参加費等 | 当日受付、資料代1000円(学生聴講無料) |
主催 | 日本脱カルト協会 |
後援 | 日本学生相談学会、大阪大学学生生活委員会 |
「NHK文化センターが某議論ある団体の布教師に連続講演を依頼したところ、代表の著作を使って講演がなされ、受講者の中には信者もいた件」につき平成21年8月20日付けで要請書を出しました。他からの要請もあったようで、中途で中止されました。
Livedoorニュース・PJニュースに詳細記事が掲載されています。
http://www.pjnews.net/news/533/20090903_11
http://www.pjnews.net/news/533/20090903_12
http://www.pjnews.net/news/533/20090903_13
http://www.pjnews.net/news/533/20090903_14
http://www.pjnews.net/news/533/20090903_15
日本脱カルト協会では、カルト問題を広く社会に認識し、予防してもらうために情報提供の一環として毎年研修会や公開講座を開催しています。今回は、大学が学生に対してなすべき教育、安全配慮義務の一つとして、カルトや自己啓発(心理分析、就職セミナーを摸倣する)団体への注意やオリエンテーション事項をわかりやすく論じ、討議したいと思います。尚、講演者は札幌在住の大学教員、カウンセラー、弁護士が中心となりますが、大学教育や若者のカウンセリング、人権と法という領域においてカルトがどれほど深刻な問題をもたらすのか、事例を交える形で論じ合いたいと考えています。
日時 | 2009年3月28日土曜日13:00-17:00(12:30 開場) |
講演 | 「大学のカルト問題」-櫻井義秀 「若者とカルト・カウンセリング」-パスカル・ズィヴィ 「カルト(統一協会)の勧誘方法は憲法違反」-郷路征記 パネルディスカッション―「カルトの勧誘から学生たちを守るために」 |
場所 | 北海道大学学術交流会館 (札幌市北区北7条西4丁目、札幌駅北口より徒歩5分) >>アクセス |
司会者 | 櫻井義秀―宗教社会学者(北海道大学) パスカル・ズィヴィ―カウンセラー(マインド・コントロール研究所) 郷路征記―弁護士(郷路法律事務所) 西田公昭―社会心理学者(静岡県立大学) 平野 学―臨床心理士・カウンセラー(慶応大学) |
参加費等 | 当日受付、資料代1000円(学生聴講無料) |
主催 | 日本脱カルト協会 |
後援 | 日本学生相談学会、北海道大学学生相談室 |
※事前申込制、費用(一般3,000円、学生無料)は当日払い
大学構内で学生が自らの信仰を語り、友人に勧めること自体は問題がないものの、人に勧める場合は、宗教団体名や活動内容等を相手に明確に伝えなければならない。こうした基本的なルールを守らない宗教団体やセミナー団体が現在大学構内で散見され、様々なトラブルをおこしている。また、高等学校においても同様で、強引な勧誘手法が目立ってきている。
残念ながらこのような諸団体の活動実態(勧誘手法、組織内の教化方法、離脱を防ぐ操作等)はまだ十分に知られてはおらず、対処方法についても暗中模索の学校が少なくないのではなかろうか。
今回はこうした状況をふまえ、特別講演とパネルディスカッションを通して、学校教育関係者やカウンセラーの方々にカルト問題についての認識を深めてもらうと共に、対応に役立ててもらえればと考え、研修会を企画した次第である。多くの方々のご参加を期待したい。
日時 | 2007年10月27日(土) 13:00-17:00 | ||||||||
日程 |
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場所 | 立正大学9号館B22教室 (141-8602 東京都品川区大崎4-2-16 JR山手線[大崎]又は[五反田]駅下車、いずれも西口より徒歩7分) >>アクセス |
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司会者 | 西田公昭(静岡県立大学准教授) 櫻井義秀(北海道大学教授) | ||||||||
パネラー | 「大学によるカルト問題対応調査から」 渡辺浪二(フェリス女学院大学教授) 「学内における勧誘の手法」 瓜生崇(日本脱カルト協会会員) 「高等学校の対応」 楠山泰道(日本脱カルト協会代表・立正福祉会全国連絡協議会会長) 「学生相談の立場から」 平野学(慶応大学学生相談室 臨床心理士) 「キャンパス内勧誘と信教の自由」 山口貴士(弁護士) |
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参加方法 | 参加希望の方は、文書にて氏名、年齢、職種、所属(勤め先名や学校名)、連絡先住所、電話、ファックス、Eメールアドレス、協会員か否か、等ご記入の上、日本脱カルト協会事務局まで、事前申し込み願いたい(メール可)。 | ||||||||
参加費 | 参加費(資料代等)は一般3,000円(当日で可) 学生無料(要学生証提示)。 |
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後援 | 日本学生相談学会 |
2005年3月に本会会報にて掲載された「オウム裁判の10年(滝本太郎)」を掲載します。
オウム裁判の10年(日本語 PDF)
The
Ten Years of the Aum Trial (English PDF)
松本智津夫被告の死刑判決確定に対する声明文を発表しました。
テーマ「メディアとスピリチュアルなサブ・カルチャーの<あいだ>」
日本社会では、時代が世の終焉と救済を予言した世紀末をとおりすぎても、「破壊的カルト」やそれまがいの団体が物議をかもしだす状況は一向に変わりません。神秘主義や精神世界は、多くの現代日本人の心の重要な位置を占め、それが科学に置き換わる日はまずないといえるのではないでしょうか。
そして、テレビ局や新聞のようなマス・メディアの情報でさえも、毎日のようにそうした情報にあふれていて、そうしたカルチャー世界に何らかの影響を及ぼしていると思われます。占い、超能力、タタリ、癒し、奇跡の治療といったオカルト的で欺瞞にあふれた惑わしの情報は、ときとしては救済や支援や娯楽を超え、生命を脅かし、人権を蹂躙して、詐欺的に金銭を奪ったりする集団が出現してやまないという事実もあります。さらに最近ではインターネット・メディアの普及で時空を超えた巨大なオンライン社会が新たに出現しました。
メディアはこのような社会に生きる人々にどのような影響を及ぼしているのでしょうか。このシンポジウムでは、このような計り知れないメディアの影響力を検証し、情報発信の責任や望まれる姿、また対策を共に考えたいと思います。
日時 | 2006年11月11日(土) 13時30分~17時 |
日程 | 受付 12時30分~ 代表理事の挨拶 13時30分~13時40分 シンポジウム前半 13時40分~15時40分 休憩 (20分) シンポジウム後半 16時~17時 懇親会 17時30分~19時30分 場所未定:JR草薙付近 |
場所 | 静岡県立大学看護学部4F 13411教室 地図 (静岡市駿河区谷田52-1) Googlemap |
アクセス | JR草薙駅で下車徒歩15分。 |
司会者 | 西田公昭(静岡県立大学助教授, JSCPR理事) |
話題提供者 | 櫻井義秀(北海道大学教授, JSCPR理事): 社会学を専門とし、わが国におけるカルトの問題に関する多くの研究を行い、内外の学会おいて積極的に発表してこられている。そこでご専門の宗教社会学の立場から、カルトの発生とメディアとの関連を論じてもらう。宗教社会学の立場から、カルトの発生とメディアとの関連を論じてもらう。 伊東 乾(東京大学助教授): 現在の所属は、東京大学大学院情報学環、作曲指揮・情報詩学研究室助教授。なおま作曲家、指揮者、音楽研究者であり、脳機能からの基礎研究ツールを用いてメディア・マインドコントロールの研究に発展させている。そしてオウムの豊田被告の友人でもあることから、メディア影響とカルトの関係を論じてもらう。 有田芳生(フリージャーナリスト): カルト問題に詳しいジャーナリスト。霊感商法批判キャンペーンに参加したり、統一教会やオウム真理教などの関する数々の報道に従事してこられた。メディア人という立場からマス・メディアの影響と責任を語ってもらう。 |
指定討論者 | 滝本太郎(弁護士, JSCPR理事) |
参加費 | 無料(但し、資料代として500円程度要するかも知れません) |
その他 | キャンパスの隣は、ロダン館などを含む静岡県立美術館もあり、散策に適しています。もちろん、富士山も絶景のポイントですので、少し、早めに来て頂いて、周辺を散歩なさっていただくのもお勧めです。 |
第1回「世紀末とカルト」 2000年11月23日 早稲田大学
基調講演 高橋紳吾
パネリスト 浅見定雄 西田公昭 滝本太郎
司会進行 江川紹子
第2回『カルトか宗教か』 2001年10月8日
基調講演 | 高橋紳吾 (JSCPR代表理事) |
報告 | 「JSCPR集団の健康度チェック目録」 西田公昭(JSCPR常任理事) |
パネリスト | 中野 東禅 武蔵野女子大学 講師 曹洞宗僧侶 斎藤友紀雄 日本基督教団牧師 (社)青少年健康センター副会長 廣橋隆 『新宗教新聞』編集長 |
司会 | 浅見定雄(JSCPR常任理事) |
コメンテーター | 貫名英舜(JSCPR常任理事) 江川紹子(ジャーナリスト) |
第3回「カルト集団による虐待」 2002年10月12日 上智大学
2000年1月 2000年5月 2000年10月 2000年12月 2001年3月 2001年6月 2001年9月 2001年12月 2002年3月 2002年6月 |
第22回 第24回 第25回 第26回 第27回 第28回 第29回 第30回 第31回 第32回 |
2002年9月 2002年12月 2003年3月 2003年5月 2003年12月 2004年5月 2004年9月 2005年1月 |
第33回 第34回 第35回 第36回 第37回 第38回 第39回 第40回 |
1997年 1998年 1999年 2000年 2001年 2002年 |
神奈川にて合宿 名古屋にて合宿… 「カルトの子供たちをめぐる問題」など 東京にて合宿 東京にて合宿…「脱会者が語るカルト問題」など 東京にて合宿…ケース・スタディ研究 神奈川にて合宿…ケース・スタディ研究 |
組織集団の健全性を診断する目録を作成 JSCPR集団健康度チェック目録(PDF)
破壊的カルト問題にかかわる脱会カウンセリングにあたる者の申し合わせ(PDF)
ブックレットを作成 > 「こころの健康づくりハンドブック」
マインド・コントロール予防ビデオの制作 > 「幻想の彼方に」
カルトからの救出ビデオ > 「家族がカルトに入ったとき」
オウム真理教脱会者の支援のための上申書を提出(PDF)(2000.2.01)
オウム信者被告の死刑に反対する声明(PDF)(2005.4.5)